どのライセンスをとったら?

どのライセンスを取ったらいいのでしょう?

どの免許を取ったら良いかわかりません!(・_・”)?どのライセンスを取ったらいいのでしょう?

航空機のライセンスにはいろいろな種類があります。

✿航空機免許の種類


 『グライダー』…上級滑空機、動力滑空機

スカイスポーツならグライダー!飛んだらハマります!空を飛ぶのが好きであれば、飛行機よりもグライダーの方がお勧めです。エンジンの力を借りないで飛行するグライダーは、飛行機やウインチで引っ張って離陸させます。グライダーは日本より海外の方が、天候の良さや飛行環境などにより効率よく飛べて訓練が進みます。日本では普通グライダークラブに入って休日に滑空場に通いますが、滑空場は交通が不便な場所にあるのが一般的で、わざわざ行ってもその休日の天候が良いとは限りません。しかも日本はグライダーをウインチで運行している所がほとんどで、飛べてもほんのわずか数分のみですし、訓練生の人数が多くて順番待ちで何回も飛べませんから、効率の良いフライト訓練ができないのが現状です。これがアメリカだと日本で4年間頑張って飛ぶ飛行時間をわずか1週間で稼げてしまいますから、3~4週間で免許を手にすることができます。グライダーが盛んなのは、グライダーの発祥地でもあるヨーロッパ、そしてアメリカ、オーストラリアなどです。一般にヨーロッパでは山岳地のウェーブやリッジリフトで、アメリカやオーストラリアでは平原のサーマルやコンバージェンスでソアリングが楽しめます。しかしウエーブやリッジリフトは風が強く上級者向きなので、これから訓練を始めようという人は日本と同じように免許制度のあるアメリカでサーマリングを練習しながら免許を取るのがお勧めです。そんなアメリカでもサーマリングを体験したらハマってしまうくらいの楽しさですから、日本では体験できないかもしれません。アメリカでは全くの初心者でも1週間も飛べばソロでどんどんフライトできますし、太陽が出ている限り強力なサーマルで好きなだけ、8時間以上の滞空ですら可能です。短期間の休みでも、毎日グライダーでフライトする生活をアメリカで過ごせば充実した体験となるでしょう。


 『飛行機』…陸上単発、陸上多発、水上単発、水上多発

海外で飛行機免許を取れば、料金は軽自動車1台分ぐらい?飛行機を操縦するというと「お金も時間もかかりそう」と諦めてしまう人も多いのですが、免許を海外で取れば軽自動車1台を買うくらいの料金で済みます。特にアメリカでは飛行機を自家用車代わりに使う人も多く飛行機が”特別な乗り物”ではありませんから、訓練環境も整っていて免許も早く安く取得できるのです。自分で楽しむために飛ぶ自家用免許なら、アメリカでは日本の1/5程度の費用で1ヶ月半~2ヶ月で免許を取得できます。これが日本でだと時間あたりの訓練料金が高いので数百万円の費用がかかりますし、また免許を取るだけで普通5~6年以上、10年以上かかることも珍しくありません。英語が苦手な人も英語学校へ通うくらいなら、その費用で飛行機訓練をすれば必然的に英語を勉強することになり、免許取得の訓練をしながらの方が費用も無駄にならずに英語が身につく効率もいいでしょう。


 『ヘリコプター』…回転翼

ヘリコプターの操縦には飛行機にない魅力が多く楽しいのは事実ですが、機体のレンタル料金が高すぎるので趣味としてはあまりお勧めはしていません。狭い場所から離陸し、前進、後退、左右上下に自由自在に飛べるのはもちろん、ホバリングで空中停止もできますから、飛行機よりは操縦が難しいですけど、それだけ仕事にも使えてやりがいもあります。訓練費用を節約する為には、先に飛行機免許を取ってからヘリコプターの追加訓練をすることをお勧めしています。

 

どれを取得したらいいのか、それは帰国後、そのライセンスで何をしたいのかにかかってきます。

ただ趣味として飛びたいだけなら…
★自家用滑空機や自家用固定翼で十分でしょう。(^^ゞ

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よほどお金があれば別ですが、日本では飛行クラブに入ってフライトを楽しむのがふつうだから、時間あたりの機体レンタル料金が安い方がいいからで す。訓練 費用と同じく、回転翼(ヘリコプター)よりも固定翼(飛行機)の方がレンタル料も安いです。海外で免許を取得した場合、自家用の場合は基本的に法規のみの 学科試験で日本のライセンスへ書き換えができます。ですが、日本のライセンスを取得したからといって飛行クラブがすぐにでも機体を貸してくれるかという と、そうもいきません。やはり、日本のルール、気象条件に慣れていない人には簡単に貸せないので、事前に数時間は飛行クラブのパイロットと一緒に訓練フラ イトすることが必要になります。

★帰国後にパイロットを職業としたいのなら…\(^o^)/わぁ!

自家用の上、つまり事業用ライセンスを取得することになります。事業用ライセンスは、自家用とちがい、海外のライセンスをそのまま書き換えることはできません。picg0057.jpg 日本の運輸省航空局(JCAB)で改めて試験を受けなければなりません。この試験を受けるには、日本でも海外でも、ある一定の飛行時間フライとしていればいいのですが、実際には、日本で追加訓練を受けなければならないことが多いです。

我々の訓練で、日本での”飛び方”を学び、試験に備えます。

◎免許と限定 ――――――–

航空機のライセンスを取得する場合、制度を知っておく必要があります。
ひとくちに飛行機と言ってもジャンボジェットからセスナまで大きさも種類も様々です。
もちろん、それらをひとつの免許で操縦できるわけではありません。
dscn0543.JPG 自動車に「普通」、「大型」などのカテゴリーがあるのと同じです。 航空機の場合、知っておきたいのは「免許」、「限定」という言葉です。簡単にいえば、操縦できる機体の大まかな分類が「免許」、それをさらに細かく分けたものが「限定」です。
まず、航空機の免許は、「固定翼(いわゆる飛行機)」と「回転翼(ヘリコプター)」、その他に「滑空機(グライダー)と「飛行船」等に分けられます。さら に、自動車の一種免許(自家用)と二種免許(営業用)に相当する「自家用」、「事業用」免許があります。この2つを組み合わせて「自家用固定翼」とか「事 業用回転翼」とかに免許が分かれます。さらに大型の航空機、すなわちジャンボジェットやエアバスを操縦するには「定期運送用操縦士」という免許が必要に なってきます。しかし、いまはバリバリのエアラインのキャプテンも、はじめは自家用固定翼からスタートしたのです。「限定」は、たとえば、ふつうの飛行機 のように陸地で発着するものを「陸上機」、フロートを取りつけて海や湖で発着できるようにしたものを「水上機」といいますが、それぞれに限定があるので、 陸上機の限定しかない人が水上機を操縦することはできないのです。そしてエンジンが1つ(単発Single)、2つ以上(多発Multi)という限定もあ ります。日本の場合では、そのエンジンがレシプロ(ピストン)かタービン(ジェット)なのかで限定が違います。これがエアライン・パイロットの世界になる と、その機種ごとに限定があります。自動車では「大型二種」を持っていれば日野のバスでも三菱のバスでも運転できますが、飛行機の場合はそのひとつひとつ 機種で限定を取得しなければならないのです。プロパイロットたちが、機長になっても訓練に明け暮れるのは、この限定を取得するためでもあるのです。

◎身体検査と無線 ――――――–

身体検査

車の免許を取得するときにも視力の検査を行いますが、航空機にはもっと厳しく、細かい身体基準が設けられています。免許だけ取得していても、それだ けで航空機を操縦することはできないのです。これは日本では「航空身体検査証明」と呼ばれ、プロパイロット対象の第1種とアマパイロット第2種がありま す。身体検査は、運輸省の指定した医療機関で受けられます。

無線の免許

離陸から着陸まで、航空機は地上との無線で交信しながら飛びます。そのために日本では無線の免許が必要です。これは日本で試験を受けることになります。無線の免許もプロを対象にした「航空無線通信士」とアマ対象の「航空特殊無線技士」の2種類があります。

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