免許と訓練

パイロット免許って?

それでは、各航空機免許をご紹介しましょう…

パイロット免許って? | ズーマーフライングクラブ

パイロット免許とは何ぞや...航空機免許をご紹介します。

Zoomer フライング クラブ では、「航空機」免許...とあえて言っています。飛行機というとエンジン付きの固定翼オンリーと思う方がいるためなのです...

********************************

********************************

グライダー ***********************

  • スカイスポーツの王者!
  • グライダーなら手軽、一度飛んだら病みつき!

Illustrated by GEN空のスポーツの中ではグライダーの右にでるものはありません。
エンジンの力を借りないということでは純粋に”スポーツ”といえますし、スケールの大きさという点ではグライダーをしのぐスポーツは地上にも海にも無いかもしれません。

@Seminolelake

離陸は、飛行機やウインチでグライダーを引っ張ります。dscf1359.JPG

グライダーも、日本より海外のほうが、安く、効率よく飛べます。日本ではふつう、グライダークラブに入って休日に滑空場に通います。しかしその休日 が晴天とはかぎりませんし、滑空場(静岡県の富士川や茨城県の関宿などにある)は概して交通が不便。しかも日本はグライダーが飛べる空域が狭いうえ、不時 着ができる場所(空き地など)が少ないので、なかなか思い切ったフライトができないのが現状です。これがアメリカやオーストラリアだと、日本で1年間頑 張って飛ぶ飛行時間をわずか1週間で稼げてしまいます。dscf1046.JPG

グライダーが盛んなのは、まずグライダーの発祥地でもあるヨーロッパ、そしてアメリカ、オーストラリアなどです。一般に、ヨーロッパではアルプス で、アメリカやオーストラリアでは平原の中など障害物が周囲に無い場所でグライダーが楽しめます。しかし、前者はよりダイナミックなフライトができる分エ キスパート向きなので、これから始めようという人は日本と同じように免許制度のあるアメリカがおすすめです。(40万円程度、2 – 3週間で免許を手にすることが可能)dscf1352.JPG

アメリカにしろオーストラリアにしろ、日本では考えられないようなダイナミックなソアリングができます。それは一度体験し たら病みつきになってしまう魔力をもっています。一面の牧草地を見下ろしながら、雲の間をすり抜けます。翼が切る風の音の他は何も聞こえません。空が自分 だけのものになる瞬間がそこにあります。これらの国では、まったくの初心者でも1週間も飛べばソロでどんどんフライトできますし、強力な上昇気流で好きな だけ飛んでいられます。(太陽が出ている限り8時間以上の飛行も可能)2週間の休みがあれば、どっぷりグライダー漬けの生活を海外で過ごすのも、また忘れ がたい体験となるでしょう。

***** グライダーのまとめ *****

エンジンなしで空を飛ぶことが出来る静かなスポーツ航空機。

離陸は飛行機やウインチで引っ張りあげ上空で切り離す。太陽が出ている限り上昇気流が発生するのでそれを捕らえることで 500Km以上、8時間以上飛び続けることも出来る。(要するに飛んでいるときに羽ばたかないとんびのようなもの。)ライセンスの取得はエンジンが付いて いないことにより計器が少なく、クロスカントリーやコントロールタワーとの交信もない。メカに弱い女性にも比較的取りやすい。また、アメリカではグライ ダーレーサーやアクロバットパイロットになり競技に参加する人も。見えない上空で上昇気流を色々なヒントによって見つけることが出来るので宝捜しのようで 面白い。dscf1050.JPG

エンジンの付いているモーターグライダーもある。自力で移動や離陸が出来る反面、ピュアグライダーより性能が落ち、高度を失ったときにエンジンが冷えていて再始動出来ないというデメリット等もある。(殆どの場合、飛行機のような使い方がされている。)da40.jpg

********************************

飛行機 *************************

********************************

  • 海外でライセンスを取ればパイロットへの憧れにも手が届く、料金は軽自動車1台分?

飛行機を操縦する、というと「お金も時間もかかりそう」とあきらめてしまう人もいるのではないでしょうか。
しかし、免許を海外で取れば、軽自動車1台買うくらいの料金で夢がかないます。 cimg2325.JPG
特にアメリカやオセアニアなどでは飛行機を自家用車代わりに使う人も多く、飛行機が”特別な乗り物”ではありません。その分、免許も早く安く取得できるのです。
免許の種類にもよりますが、自分で楽しむために飛ぶ免許(自家用)なら、アメリカでは70万円程度、1?1ヶ月半で免許を手にすることができます。
これが日本でだと免許を取るだけで1年以上、いいえ3、4年かかることも珍しくありません。
また時間あたりの訓練料金も高いので、結局数百万円の費用がかかってしまうのでです。さらに、英語を勉強するために英語学校へ通うくらいなら、飛行機を操縦するのに必然的に英語を勉強することになり免許を取得しながら英語の力もついてしまうわけです。

    • 上翼飛行機
    • 低翼飛行機
    • 尾輪式機
    • 水上飛行機
    • 双発飛行機
    • 猫の額ほどの土地から離陸し、前進、後退、左右上下に自由自在に飛べるのはもちろん、空中停止(ホバリング)もできる。
    • 150万円程度、1 – 1ヶ月半で免許を手にすることができます。
    • 飛行機より操縦は難しいけど、それだけやりがいもあるでしょう。
  • 翼が上に取り付けてある飛行機。cimg2459.JPG悪 路に強く飛行中下方がよく見えるのですが、旋回中に上方が見えないことが欠点。(室内も少し暗い)一般にセスナ社が作っている飛行機が有名だが、あくまで もセスナは会社名であり、他にパイパー、ベランカやモール等もある。ライセンスは自動車と同じように取る。操縦は意外に簡単なので座学の方をしっかりやれ ばOK。その後はレンタカーのように借りてお買い物、レストラン、海水浴や温泉にと使い方色々。アクロバットパイロットになりエアショーに出演も。みんな で色々な場所の飛行場に飛んで行くことが出来るのが魅力。

    翼が下に取り付けてある飛行機。視界がよく、スポーツカーみたいでかっこいいが、日が当たると多少暑いのが欠点。cimg2510.JPGよ くみかけるのは、パイパー、ビーチクラフトやソカタ社等の飛行機。速く飛ぶことの出来る飛行機は車輪を引き込むことが出来るなどカッコいい形をしている。 雲の中等、多少の天候を気にせずに飛びたい人は計器飛行の資格を取れば可能になります。空でかっ飛ばすのも楽しい。自家用車代わりに使う人も多いので、 けっして特別な乗り物ではない。

    機体のノーズに車輪が取り付けてある前輪式(トライサイクル)に対し、テールに車輪が取り付けてあるものを尾輪式(テールドラッガー)という。2006_0819eau-007.jpgテールドラッガーというのは、昔の機体にはテールタイヤがついておらず引きずっていたため。特に悪路に強いが着陸と滑走が難しい。グライダーの曳航機としてよく使われている。
    凧のように浮き、着陸が難しいところが逆に楽しい。

    車輪の代わりにフロートが取り付けてあり、水上に着水する飛行機。胴体の部分がボートのようになった飛行艇もあり、飛行機 の楽しさとボートの楽しさを併せ持つ優れもの。ライセンスは陸上飛行機を取った後、すぐに取ることが出来る。その後は釣りに行ったり湖めぐりをしたり、川 の上流へさかのぼったり、楽しさ色々。dscf0090.JPG

    dscf303.jpgエンジンを左右に二つ持つ早い飛行機。パワーがあるため速く飛べ、お客さんも多く乗せる事が出来る反面、整備とガソリンに2倍のコストがかかるというデメリット等もある。ライセンスは単発飛行を取った後、すぐに取ることが出来る。

    ********************************

    ヘリコプター **********************

    ********************************

    ヘリコプターの操縦には飛行機にない魅力が多いのが事実です。

    dscf262.jpg

    水上ヘリコプターもあるが、ほとんどが陸上ヘリコプター。上下、前後、左右移動やホバリングで静止することが可能で多少操縦が難しいが、狭い場所に も着陸できる1番使い道のある航空機。機体と整備のコストが高いのが欠点。ライセンスはホバリングができるようになるまで苦労することを除けば、飛行機と たいして変わらない。

    アメリカでは友達の家までヘリコプターでということも。航空機の中ではいちばん高いが、3次元のフライト感によりかなり楽しい。

    – おしまい –

Top